ハトヤマの献金問題が内閣のアキレス腱になりそうな雲行きだが、あんまり腹が立たないのは、企業のヒモつきじゃないからかね。これまでの自民系首相があまりにヒドすぎたからかね。
デフレスパイラル再来のいま、アホに税金食われてたまるか。
JOC理事が「スポーツ差別だ」と騒いでるのも語るに落ちるよな。「民主党に……パイプを作って説明したい」だとさ。いままで体育会系がいかに権力ベッタリだったか、みずから白状しちゃってる。ま、自業自得だね。
民主の政権運営は始まったばかりだから、疑問があってもしばらくは黙って見守りたいと思うが、二つだけ黙ってられないことがある。高速道路無料化と、著作権保護期間の延長だ。
今朝の報道によると、文科相が保護期間を著作者の死後70年に延長しようと言い出したらしい。首相も同意してるという。冗談じゃないよ。
著作権制度ってのはいまや、端的に言えばアメリカが世界中からカネを吸い上げる装置になってるんだよ。その元凶が、家庭だの教育だのといった理念を世界で初めてカネ儲けのネタにしたウォルト・ディズニーという企業だ。
ミッキーマウスの著作権を延命させるために、ディズニーは猛烈なロビー活動でとうとう米国内の著作権保護を95年まで延ばしてしまった。おかげでアメリカの公立図書館は書籍の多くを公開できなくなって、すごく困っているらしい。
のみならずアメリカは得意の世論操作で、著作権保護の長い国ほど先進国、というイメージを日本その他の各国に植えつけた。ネットの質問掲示板を覗くと、よく分かる。ビデオのコピー方法を相談した人間は大抵、猛烈なバッシングに遭っている。
無論、著作権者の権利は尊重されるべきだ。しかし、知的財産とは一定の保護期間を経たあと、社会に共有されるべきものなのだ。でないと文化が再生産されず、どんどん疲弊して先細りになる。アメリカの図書館が、いい例だ。
文化じゃ日本は、アメリカよりはるかに豊かで長い伝統を持ってるんだ。あんな西部劇文化しかない殺伐な国に倣う必要なんか全然ないよ。
昨日からやってる公開事業仕分けって、痛快だね。これまで官公庁にブラ下がって甘い汁吸ってた連中がバタバタやられてる。
仕分け人の詰問に対して、心外ですッ、とキーキー言ってた女性教育会館理事長とかいうバアさん、1500万近い年俸もらってるんだと。そらワケの分かんない施設の長に座ってるだけでこんだけ貰えてたのがパーとなりゃ、ヒステリーも起きるわな。
ベビーシッター支援のカットで月3万の負担増になります、と訴えてた女、さも権力に見捨てられた弱者みたいな顔してたけど、オレのボロアパートよりはるかにセレブな家に住んでんだよ、ぜいたく言うなよ。
こいつら、官僚主導の自公政権時代にはわが世の春だったんだろ。驕る平家は久しからず。アーおもろ。
仕分けの様子を見てアソー某とかいうバカの見本いわく、ほとんど公開処刑ではないか、たとさ。ゴマメの歯ぎしりとは、このことだね。
整形後の市橋容疑者って、ピテカントロプス・エレクトス復元モデル状態だね。ま、整形の動機がマイケル・ジャクソンとは180度ちがうんだから当然だが(気持ち悪いから、写真は省略)。
しかし、整形の費用が数十万てんだけど、警察から逃げ回ってる男がどうやって調達してるんだ? 不思議。
それにしても、尋問を受けてる最中にハダシで逃げ出した殺人犯が2年以上逃げ続けて、白昼堂々、でもないかも知れんが整形手術を受けて、なお捕まらないんだから、日本の警察って税金遣って何やってるワケ?
若い子が犯罪に走る垣根がどんどん低くなって、日本もいずれはNYブロンクス並の治安状態か。犯人検挙率いまや20%台だというし、すでにNYに負けてるかも。
渋谷名物・ヘンな3ジジ主宰の好例レコード・コンサート、次回のお題は
「世界のガール・グループ」
です。古今東西、音楽ファン(誰を?)を魅了してやまないガール・グループの数々。そのルーツはいずこに。どうちがうデュオとガール・グループ。こんなところにもガール・グループが。などなど。世界のガール・グループの多様性と魅力に国境トリオが迫ります。
新型インフルの猛威もいっとき忘れ、秋の午後をまったりお過ごしください。
11月7日(土) 3:30PM開場 4:00PM開始
会費1000円(1ドリンクつき)
国境の南
東京都渋谷区道玄坂2-25-5 島田ビル3F-D
TEL/FAX: 03-3463-5381
クルド人監督が作ったクルド人の映画。録画したまま気乗りがしなくてしばらく放ってあったのだが、暇つぶしに見始めたら居ずまいを正す気分になった。
舞台は、イラク北部クルディスタンの主都キルクークの荒れ果てたサッカー・スタジアム。サダム・フセイン時代に故郷を追われたクルド人難民が、グラウンドに掘っ立て小屋を建てて住み着いている。この設定は現実のものらしい。
主人公の青年も難民の一人で、弟は地雷にやられて片足がない。役所からは毎日のように、不法占拠だから立ち退くようにと催促が来る。そんな中で青年は、民族宥和のためにクルド人とアラブ人とトルコ人のチームによるサッカーの親善試合を企て、実現に漕ぎつける。
と書くと、ボクたち逆境の中でも前向きに生きてんのよ~、みたいなハリウッド流楽天主義を連想してしまうが、ドラマの運びは決してそうならない。
試合が始まってもチーム同士もめ続け、むしろ民族間の相互不信がより顕わになる。善意の青年は民族エゴに振り回され、悲劇的な運命をたどりだす。
ほとんどモノクロに近い画面の禁欲的な演出がすごい。感情的描写を排し、寡黙な語り口で現在のイラクの、それもクルド人たちが置かれた状況の過酷さを鮮明に浮かび上がらせる。
芝の1本も生えていないサッカー場に毀れた車の残骸が転がっていたり、試合中に突如、放れ駒が走り込んできたり、等々の描写がイラクのいまを生々しく実感させる。
観ているうちに《自転車泥棒》《無防備都市》など、敗戦直後の荒廃したイタリア社会が生み出した名画を思い出した。この《僕たちのキックオフ》という映画も、現実社会の歪みから絞り出されたような秀作だ。甘っちょろい邦題は、まったく内容につり合わない。
カメイ某、着々とキバを剥いてるね。こいつに鼻ヅラ取られて民主が自民化への道を歩き始めてる。多分オザワともタッグを組んでるんだろう。ハトヤマは、なんでこんなに弱腰なのか、やっぱり5年前のホリエモンの転落が効いてんのかね。
かつて郵政選挙で刺客にホリエモンを送り込まれたカメイは当選後、徹底的に復讐した。完膚なきまでにカタキを叩きのめした。警察官僚上がりだからできたんだ、と当時ハマコーがテレビでほのめかしていた。
あれで大抵の政治家が震え上がったらしい。スネに疵の全然ない政治家なんか、まずいないもんなあ。コイズミがあれだけ強気だったのは、珍しく身辺がきれいだったからだろう。別に彼を懐かしむワケじゃないが。
一方、こないだ来日したゲイツ国防長官は、日本が米国抜きで中国と仲良くすることは許さん、と脅していったらしい。なんかオバーマ政権も正体見たりって感じだが、いまやベトナム辺りもドルを見捨てて人民元に乗り換えようって時代に、義理立てなんかしてられっかよ。
国宝? あほらし。あんな日本文化とは何の関係もない、西洋コンプレックス丸出しの建築が、なんぼのものだというんだよ。その気恥ずかしさにおいて往年の鹿鳴館、現在の恵比寿ガーデンプレイスといい勝負ではないか。
あそこは昔、国会図書館だったからオレなんか学生時代、嫌になるぐらいかよったもんだ。改装する前で、あんまりきれいじゃなかったせいもあるが、中に入れたからって別に感激も何もしなかったね。だれでもいつでも入れたし。学生がつけたアダ名は「貧乏国のヴェルサイユ」。
中で調べものをしてたら、地方から上京して来た観光おばはん軍団がドタバタ足音高く行進したりして、彼女らも恐縮してる風情じゃ全然なかった。しかし裏を返せば、あのころの日本て、それだけ民主的だったってことだよなあ。どこか権威をセセラ笑う空気があって。権威の方も幾分へりくだっていて。わずか40年前のことなんだが。
前原大臣、相変わらず物議を醸しとるね。いや~、結構結構。以前オレはこの人が嫌いで、八ッ場ダム問題じゃせっかちすぎると悪口を書いた。今朝の天声人語も似たようなことを書いてるが、しかし、彼のやることを肯定的な目で見ると違った見方ができる。
この人、対立勢力を挑発してるんだよ。これ、ワザとだよ。一方的な結論の公表で挑発して怒らせて、守旧派のレッテルを貼ってる。これって、かつて小泉純一郎が採ったのと同じ手法じゃん。反対意見にことごとく抵抗勢力のレッテルを貼って悪役にしてしまってる。
そういや、事前に根回しして風波を立てず、てのは自公政権のやり方だもんな。そんなの継承したら、改革が目に見えなくなる。風波が高ければ高いほど、政権交代の効果が具体的に見える。
つまり、千葉のモリタなんぞという単細胞が目をつり上げて怒れば怒るほど前原の思う壺ってワケだ。ま、モリタも一晩、寝ないで考えてそのことに気がついたんだろうね。前夜と一変、にこやかに和解を演技してる。くっせー芝居。もともと三流役者だったけど。
録画しておいたのを、今日やっと見る。『大統領の理髪師』とか『おばあちゃんの家』とか、家族の絆を描くのがうまい韓国映画だから期待したが、最後でハズされた。
前半はフツーに、というか、いい感じで展開するのだが、中盤にミステリー紛いのドンデン返しを仕掛けてあり、これが作品の底を浅くしている。多分、フツーの親子情愛お涙頂戴なんか作ってたまるか、と監督(チャン・ジン)は考えたんだろうけど、勇み足だね。若気の至り。
劇中、キーパーソンの一人の高校生が突然死んでしまう設定なのだが、その死因が明らかにされない。病気なのは青い顔を見りゃ分かるだろう、病名なんざどうでもいい、ってことなんだろうが、観客にはそれじゃ通らんわな。
高校生が脳卒中起こしたり心臓マヒ患ったりって、あんまりあることじゃないから、見る側に消化不良のわだかまりが残る。この辺りもやっぱ、若気の至りだね。全体としちゃ、いい映画なんだけど。
あと、死んだ高校生の級友たちが力を合わせてボケの来た祖母の世話をするシーンがあるが、儒教の伝統の強い韓国では、いまでもこんな習俗が生きてるんだろうか。あるいは、廃れていくよき伝統への挽歌かな。
コメントありがとうございます。CDそのも... read more
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