凍るのは血だけ
一昨日のNスペで見た血も凍る現実。1980年には厚さ7メートルあった北極海の氷が、いまは40センチしかないそうだ。薄くなった氷は砕けやすく、流されやすい。去年の9月には、海面を覆う氷の4割までが流出してしまった。
露出した海面は、太陽に照らされる。海中に太陽熱がこもる。海は陸地と違って冷えにくいから、一度暖まった北極海にはもはや厚い氷はできない。つまり北極はいま、氷が溶け、海水温が上昇し、さらに氷が溶け……悪夢の温暖化スパイラルにすでに陥っている。
シベリアじゃ永久凍土が溶けて、温室効果が二酸化炭素の20倍とかいうメタンガスをじゃんじゃん放出してるとか。これ、シロクマさんかわいそう、なんて感傷に浸ってるレベルの問題じゃないよ。
だのに、G8環境サミットじゃ、またも温室効果ガス削減目標先送り。議長国の日本がアメリカの顔色うかがってるんだよね。バカか。100年後に人間が生きていけない環境になったらどうする。
一方、地球温暖化は覇権を守りたい英米が流すデマだ、地球は実は寒冷化している、などと一昔前のブッシュみたいなことを言うジャーナリストもいるんだから、まいるよなあ。刺激的なハッタリで購読数を増やさないと、広告収入に響くんだろうけどさ。