結核
大阪の飲食店でバイトしていた20代の男性が結核で死亡。結核てのはオレなんかのイメージだと、栄養が取れない、疲れを癒せない、居住環境が悪い、の劣悪状況で罹りやすい貧乏病の代表だ。
菌に薬の耐性がついて治らない結核がはやりだしている、とは以前から聞いていたが、これって、いまの若者がいかに貧しくなったかって証拠じゃなかろうか。
世間は、伝染病を抱えて飲食店に勤務した故人を責めるだろう。病気をうつされた同僚も恨むだろう。しかしいちばん悪いのは、やっぱり政治だと思う。半世紀前の常套句を蒸し返すけどね。
コイズミ改革を元に戻せ、とはオレも言わないが、所得格差拡大を放置、どころか助長した政策が、こういう貧窮死を増やしたことは間違いない。
死んだ若者は、衰弱して病院に担ぎ込まれるまで一度も医者に掛かってなかったそうだ。おそらく健保料を払うカネがなく、診てもらうこともできなかったのだろう。かわいそうに。