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小沢一郎って政治家は策士だから好きじゃないんだが、昨日のブチ切れ会見には、久しぶりに胸のすく思いがしたね。1官庁にすぎない宮内庁が独断で決めたルールとも言えない慣例に、国民の代表たる政府が従えってのは、まさしく本末転倒ではないか。
政府の意向に添えないというなら、官庁の長官は当然辞任すべきだ。天皇が多忙で体に障るというなら他の雑事を整理すべきで、それを調整するのが宮内庁の役目だろう。小沢の言うことは、まったくスジが通ってる。
だいたい宮内庁ってのは、かつて皇太子が皇太子妃の問題で苦情を述べたように、皇室をカサに着て皇室を軽んじてるようなところがある。いまの天皇はリベラルな考え方の持ち主だからオレは嫌いじゃないが、宮内庁は戦前以来の権威主義で凝り固まっている。
しかし、これで自民に格好の攻撃材料を与えちまったのは確かだね。朝日までが社説で、宮内庁に迎合するようなことを書いてるんだから情けない。まあこの新聞が営業左翼だってことは、60年代から周知の事実だけども。
ともあれ、かつての浅沼委員長のような事件が起きないよう、警察にはしっかり警戒するよう頼んますよ。
て、知ってます? 知らないよね。オレも知らなかった。ウィキペディアにも載ってないぐらいだもん。なんか売ってる店じゃなくて、青森本拠の地方劇団である。この劇団が去年東京で公演した『どんとゆけ』という舞台をNHKが放送したので、とりあえず録画しておいた。
地方劇団というと、福岡のギンギラ太陽'sというのを前に見たら、舞台上の役者だけはしゃぎ回って観客はシラケっ放しという、独りよがりの典型だった。なので、これも最初は腰が引けていたんだけど(タイトルにも、あんまり惹かれなかったしね)、見始めた途端、ア然仰天絶句。台本、演出、演技、どれをとっても隙のない高水準である。そもそも発想が非常に独創的だ。
舞台は、若い死刑囚と獄中結婚した女の家。刑務官に連れられて死刑囚が来ている。裁判員制度ならぬ死刑人制度というのがあることになっていて、死刑囚に夫と子供を殺された女とその義父が死刑執行にやってくる。
そんな内容なら暗く重苦しいシリアス・ドラマかというと、客席の笑い声が絶えないぐらい軽妙でおかしい。セリフが絶妙に予定調和を外している。
物語が進むうち、死刑囚の男が哀れな犠牲者に、被害者の遺族の女が非情な加害者に見えてくるから面白い。制度と人間感情の矛盾、ていうか理念と情念のズレをあざやかに衝いている。獄中結婚なんてのが動機はかなり自己チューだってことも、チラッと暗示してある。
この充実した舞台がどれぐらいの入場料で観られたのかネットで調べてみたら、このご時世に一般3000円、学生2000円! モトが取れてるんだろうか。
つい先日、歴史の長い名門劇団が都心の大劇場で上演した3幕3時間、入場料1万超の大作に退屈のあまり死にかけたばかりだったから、ますますこの小劇団に感心してしまった。芝居は経験よりセンスだと、つくづく思う。
普天間飛行場の辺野古移転を認めないと日米同盟にヒビが入ると、アーミテージが脅したらしいね。しかし田中宇によると、米軍の本音はグアムに基地を集約化したが都合がいいそうだ。
それなのに表面上、沖縄に固執するのは例の思いやり予算がほしいからなんだと。日本国内に駐留してるだけで、毎年2000億以上が黙って転がり込んでくるんだから、そりゃ出て行かないよ。
その思いやり予算てのが事実上、対米従属政策で権威を保ってきた外務省(日本の、だよ。アメリカの国務省じゃないよ)がアメリカの歓心を買うために始めたというんだから、ハラが立つじゃありませんか。
日本はいま、債務900兆に達しようかって借金国だよ。
アメリカは実は、いまでは沖縄に基地を置くべき必然性を持っていない。中国はもはや仮想敵国ではなく、それどころか日本より中国と仲良くした方が商売上有利だ。それに、たとえ北朝鮮が暴れ出しても、あんな小さな国がアメリカに被害を与える怖れはない。日本がやられたところで、よその国の話だもんね。
アーミテージが日米同盟にヒビ云々と脅しを掛けるのは、自民への援護射撃だろう。アメリカにすりゃ無論、ポチ右翼の自民の方が民主より好ましい。沖縄密約は存在しないとヌケヌケ嘘をつき続けた自民に、政権復帰されてたまるかよ。
思いやり予算も普天間合意も自民政権がやったことだと思うと、ますますハラが立つね。その残党の亀井静香にハトヤマは、なんであんなにデカいツラさせとくのだ。菅直人がブチ切れるのも当然ではないか。ま、亀井のツラが物理的に異常にデカいのは、ハトヤマの責任ではないけどさ。
博多で60歳の女が工場の天井裏で寝泊まりして現行犯逮捕。以前にも民家の押入に不法侵入したことがあり、執行猶予なしの実刑だという。
どんな人生を送ってきた女か知らないが、しかしだねえ、身寄りのない老女がこの不況下に自分の働きでメシとねぐらを得るって、そりゃ、どう考えても無理じゃないの。年端の行かない幼児を荒海に放り出すのと同じじゃん。ドナルドダックの縫いぐるみを拾って寝床に持ち込んでたってのが哀れだね。
これがGDP世界第2位の国の現実なんだねえ。来年、中国に追い越されそうな雲行きだとはいうけどさあ。40年代、50年代の米もロクに食えなかった時代の日本と、まるっきり一緒。
こんな日本に、だれがした。そりゃいうまでもなく、コイズミ改革でしょう。責任とれよなあ、ったく。
ワハハ。ハトヤマのおっ母さんのカネがクニオにも行ってたと分かった途端、ユキオの事情聴取見送りだとさ。
モリとかアソーとかタニガキとか、いまごろハラワタが煮えくり返ってんだろうね。クニオには権力の座にあったころ、郵政問題でさんざん足を引っ張られ、いままたユキオの尻尾をつかんだと思ったら出バナをくじかれたんだから。
しかし、地方からの陳情を対オザワに一本化となると、笑ってられない。あぶない。どう見ても独裁の始まりじゃん。百歩譲っても、党利党略のための処置で国民のための方策じゃない。
地方の首長には東京のイシハラ某とか、いまでも自民所属の政治家が多いから、そいつらをたたき落とすのが狙いなんだろうけど、民主が強くなりすぎたら自民の長期政権と同じことになる。
日本郵政の社長に元大蔵次官を据えて、天下り・渡り禁止を骨抜きにしたのも黒幕はオザワだっていうし、この古い体質の政治家は徐々にキバを剥きだしたようだね。
かつて細川政権がわずか9か月で倒れたのも、閣外のオザワと二重権力みたいな政治構造になったのが原因だった。だれもがオザワの言いなりだとしたら、彼は自民のモリ相当のガンではないか。
ハトヤマの献金問題が内閣のアキレス腱になりそうな雲行きだが、あんまり腹が立たないのは、企業のヒモつきじゃないからかね。これまでの自民系首相があまりにヒドすぎたからかね。
デフレスパイラル再来のいま、アホに税金食われてたまるか。
JOC理事が「スポーツ差別だ」と騒いでるのも語るに落ちるよな。「民主党に……パイプを作って説明したい」だとさ。いままで体育会系がいかに権力ベッタリだったか、みずから白状しちゃってる。ま、自業自得だね。
民主の政権運営は始まったばかりだから、疑問があってもしばらくは黙って見守りたいと思うが、二つだけ黙ってられないことがある。高速道路無料化と、著作権保護期間の延長だ。
今朝の報道によると、文科相が保護期間を著作者の死後70年に延長しようと言い出したらしい。首相も同意してるという。冗談じゃないよ。
著作権制度ってのはいまや、端的に言えばアメリカが世界中からカネを吸い上げる装置になってるんだよ。その元凶が、家庭だの教育だのといった理念を世界で初めてカネ儲けのネタにしたウォルト・ディズニーという企業だ。
ミッキーマウスの著作権を延命させるために、ディズニーは猛烈なロビー活動でとうとう米国内の著作権保護を95年まで延ばしてしまった。おかげでアメリカの公立図書館は書籍の多くを公開できなくなって、すごく困っているらしい。
のみならずアメリカは得意の世論操作で、著作権保護の長い国ほど先進国、というイメージを日本その他の各国に植えつけた。ネットの質問掲示板を覗くと、よく分かる。ビデオのコピー方法を相談した人間は大抵、猛烈なバッシングに遭っている。
無論、著作権者の権利は尊重されるべきだ。しかし、知的財産とは一定の保護期間を経たあと、社会に共有されるべきものなのだ。でないと文化が再生産されず、どんどん疲弊して先細りになる。アメリカの図書館が、いい例だ。
文化じゃ日本は、アメリカよりはるかに豊かで長い伝統を持ってるんだ。あんな西部劇文化しかない殺伐な国に倣う必要なんか全然ないよ。
昨日からやってる公開事業仕分けって、痛快だね。これまで官公庁にブラ下がって甘い汁吸ってた連中がバタバタやられてる。
仕分け人の詰問に対して、心外ですッ、とキーキー言ってた女性教育会館理事長とかいうバアさん、1500万近い年俸もらってるんだと。そらワケの分かんない施設の長に座ってるだけでこんだけ貰えてたのがパーとなりゃ、ヒステリーも起きるわな。
ベビーシッター支援のカットで月3万の負担増になります、と訴えてた女、さも権力に見捨てられた弱者みたいな顔してたけど、オレのボロアパートよりはるかにセレブな家に住んでんだよ、ぜいたく言うなよ。
こいつら、官僚主導の自公政権時代にはわが世の春だったんだろ。驕る平家は久しからず。アーおもろ。
仕分けの様子を見てアソー某とかいうバカの見本いわく、ほとんど公開処刑ではないか、たとさ。ゴマメの歯ぎしりとは、このことだね。
整形後の市橋容疑者って、ピテカントロプス・エレクトス復元モデル状態だね。ま、整形の動機がマイケル・ジャクソンとは180度ちがうんだから当然だが(気持ち悪いから、写真は省略)。
しかし、整形の費用が数十万てんだけど、警察から逃げ回ってる男がどうやって調達してるんだ? 不思議。
それにしても、尋問を受けてる最中にハダシで逃げ出した殺人犯が2年以上逃げ続けて、白昼堂々、でもないかも知れんが整形手術を受けて、なお捕まらないんだから、日本の警察って税金遣って何やってるワケ?
若い子が犯罪に走る垣根がどんどん低くなって、日本もいずれはNYブロンクス並の治安状態か。犯人検挙率いまや20%台だというし、すでにNYに負けてるかも。
渋谷名物・ヘンな3ジジ主宰の好例レコード・コンサート、次回のお題は
「世界のガール・グループ」
です。古今東西、音楽ファン(誰を?)を魅了してやまないガール・グループの数々。そのルーツはいずこに。どうちがうデュオとガール・グループ。こんなところにもガール・グループが。などなど。世界のガール・グループの多様性と魅力に国境トリオが迫ります。
新型インフルの猛威もいっとき忘れ、秋の午後をまったりお過ごしください。
11月7日(土) 3:30PM開場 4:00PM開始
会費1000円(1ドリンクつき)
国境の南
東京都渋谷区道玄坂2-25-5 島田ビル3F-D
TEL/FAX: 03-3463-5381