ヨーロッパの中高緯度地方の諸都市には、独特ってほどでもないが、聴けば一応、ほかとはちょっと違うな、と思わせるだけの味をもった歌の伝統がある。ちょっぴり感傷的で甘酸っぱい、人懐っこい歌である。
日本でよく知られた例を挙げればABBAやアダモ、日本じゃまったく受けなかったが、長年イギリスで異常なくらいの人気を保っていたクリフ・リチャード、といった辺りだ。
発売元ではロック・バンドと銘打っていて、確かにロック・ビートを導入しているから、そういって間違いではないのだが、ロックでくくってしまうと見えなくなる部分もある。
別に歴史に残る名盤てわけじゃないし、アフリカやアラブの音楽に比べると生命力の乏しさを否めないが、その弱さゆえに、かえってヘンに親近感を抱かせる。
こういう音楽は、ワールド・ミュージックの分野でさえ黙殺されがちなので(なまじロックっぽいだけに)、あえてご紹介する次第。
恒例の『世界の音楽を聴く』レコード・コンサート、次回のお題は「シンガー・ソングライター」です。
シンガー・ソングライターという言葉がひんぱんに使われはじめたのは60年代末から70年代にかけてのアメリカ。しかし自分で歌を作って自分でうたったり演奏したりする人は、ポピュラー音楽ではその前から世界各地にいたし、いまも活躍している。そんなシンガー・ソングライターのなりたちや役割や魅力を、世界各地の主要アーティストの音楽を聞きながら探ってみよう、との趣旨。
歌の巧拙を超えて人格の魅力で聴かせる弾き語りシンガーを、じっくり味わってみませんか。
2月21日(土)午後3時30分開場、4時開始
国境の南 03-0463-5381
Charge ¥1,000(1ドリンク付き)
司会はいつものように北中正和、田中勝則、蒲田耕二のオヤジ3人。ふるってご参加ください。
不様、醜態、恥さらし。この顔面イビツ男、風邪薬どころかドラッグやってたんじゃないのか。NHKの番組介入問題で名前の挙がったころから身の毛がよだつほど不快なヤローだと思ってたが、とうとう馬脚を露わしやがったね。
首相がバカなら大臣はアル中。そいつが財務金融担当なんだよ。ミゾーユーの危機だってのに。ヨサノというまだマシな財政担当がちゃんといるのに、なんでもう一人必要なのかと思ったら、こいつら「盟友」なんだってね。内閣を私物化するな。まさしく似合いのカップルだけどさ。顔が歪んでるのも含めて。
日本の官僚は強すぎて弊害が多いといわれるが、政治家がこのていたらくじゃ、とても任せておけないと官僚が出しゃばってくるのも、ある程度無理ないかもね。
政治家はロクに睡眠も取れない激務だ? なら、政治家辞めろよ。年間最低2500万の税金がテメー一人に使われてることを忘れるな。
偶然、シャンソンの話題が二つ。朝日歌壇にホームレス歌人の投稿が続いているらしい。その1首が、これ。
〈美しき星座の下眠りゆくグレコの唄(うた)を聴くは幻〉
「美しき星座の下」はシャンソン〈A la belle étoile〉(=野宿)の、自分の境遇に重ねての引用だろう。〈枯葉〉コンビ、プレヴェール/コスマの作で、ジュリエット・グレコが1949年のデビュー直後にうたった曲。
あの曲を知ってるなら、相当の高齢者だ。そして、あのタイトルの本当の意味を知ってるなら、相当の知識人だ。あのころ、シャンソンは日本の知識人の聖歌だった。この歌人も、そういう人なんじゃないか。教養高く年老い、生活の基盤を失った人。胸が痛む。
一方、当年とって84歳のシャルル・アズナヴールはますます盛ん。今度、アルメニアのスイス大使に就任するとか。スイスといえば、かつてアズナヴールがフランスの税金逃れに国籍を移し、脱税容疑で逮捕されたインネンの国だ。抜け目ない人間は、トシとってもタダじゃ死なないね。
まぁこれぐらい頭の悪いジジイが一国の首相をやってるってのも100年に一度の事態だろうけど、それに対して奸智に長けてることじゃ史上空前だった元首相が、「怒るというより笑っちゃう」。この人のいうことは、やっぱり分かりやすいよね。3年前、その分かりやすさに国民は目をくらまされたんではあるけど。
テメーの任命責任はどうなってんだよと、カンナオトが噛みついたのも、ごもっとも。コイズミ人気が復活したら、民主はモロ、票を食われるもんなあ。
哀れを止めたのは、モリ某だね。政界の黒幕を気取って院政を施いてるつもりでいたら、コイズミの一言で面目丸つぶれ。群がる報道陣に八つ当たりしてやんの。ワハハ。
なんてのがあるとは初めて聞いたが、大阪の「パレスチナの平和を考える会」なる団体が授賞を断るように、村上春樹に要請という名の圧力を掛けてるそうだ。
オレは村上春樹なんて作家に義理はないし、パレスティナとイスラエルとどっちを支持するんだといわれれば、一も二もなくパレスティナだが、この団体の「要請」は絶対おかしい。
村上が授賞を受けるも断るも、それは本人の自由なので、言論の自由と同じである。他人がとやかく口を出す問題じゃない。
上記の団体は多分、信念とか善意とか、そういうものに基づいて活動している組織なんだろうけど、こういう正義感に燃えた団体が節度を忘れたら、たちまち人権抑圧の装置になる。
その実例が、古くはボルシェヴィキであり、近くはシー・シェパードである。
官僚人事権の移管騒動でニュース画面にちょくちょく顔を出すようになった人事院総裁の谷とかいうジジイ、まるでついに顔をさらした闇の帝王だね。
あの氷のヤイバみたいな目つき、あれはマフィアのボスとか札付きの殺し屋とか、ケタ外れの悪人によくある目だ。罪の意識や人間らしい感情を、いっさい削ぎ落とした目。冷酷がネクタイ締めて歩いてる。官僚の恐ろしさを圧縮冷凍したような男だね。見ていて背筋が寒くなった。
それにしてもアソー某も、ここまでバカにされるとはね。どうせ3月までの命、とナメられてるのがアリアリ。
また大麻吸引の力士が出て解雇。ただし、除名じゃないから退職金が500万あまり出るそうな。で、相撲協会は甘い、許せない、と街の声(と称するマスメディアの世論操作)。
一方、大麻吸引中の写真を暴露されたマイケル・フェルプスに対しては、アメリカ世論の9割だかが擁護論。米オリンピック協会の反応は「失望した」声明だけ。
どっちの対応が正しいのかよく分からんが、大麻であれなんであれ、ヤバいものに手を出して破滅するか否かは、基本的に本人の自己責任とちゃう?
オレは大麻もコカインもやったことはないが、タバコを40年間吸い続けて総計ざっと600万ばかし煙にしてしまった。別に後悔はしてないけどね。
しかし、いくら税収のためとはいえ、中毒性の強さじゃそんじょそこらのドラッグも真っ青のものを百何十年、国家公認で売り続けといて、大麻となると途端に血相変えるんじゃスジがとおらないよなあ。