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北朝鮮のミサイル発射、アソー某にとっちゃ神風なんじゃないかね。ブッシュにとっての9.11と同じ。規模がぐんと小さいのは、それがアソーの身の丈だから仕方がない。オザワ某の献金問題も、どっかへ行っちゃったけどね。
安保理に非難決議を要請したって中国とロシアが反対するのは、ハナから分かってる。分かってて要請するところが、ロコツな選挙対策のポーズで見苦しい。
しかし、NYタイムズかなんかの東京支局長がいってたように、騒げば騒ぐほど北朝鮮の思うツボなんじゃないの? 世界の注目を引くのが目的なんだからさ。秋田の漁師さんが、何千キロだかの上空を飛んでるもんなんかにかまっちゃらんないよ、とかいってたのは首相より頼もしいね。
話は違うが、3匹の縫いぐるみが緩~いボレーロの伴奏で腰をくねらせるCM、イヤらしくて大好きだったんだけど、あっという間に放送されなくなっちゃったね。予想どおり。
ああいう映像、わが子に対する主婦の密かな近親相姦願望、モロに刺激するもんなあ。
太田光の政治バラエティにタモガミ某が出るというから見てみたら、アホくさ。丸っきりゴマすりじゃん。あの低次元論文をあげつらうどころか、内心共感してる政治家が多いとか、だのにだれも助けようとしないとか、テリー伊藤なんぞ、ほとんど幇間、タイコ持ち。見苦し。
太田も太田で、退職金返納する気はないか、などと下らんこと訊く前に、守屋前次官の不始末をどう思うかとか、憲法9条をどうしたいかとか、そんだけ国を愛してるというんなら選挙に出たらどうかとか、突っ込むポイントはいくらでもあるだろうが。
相手が武官系だと、なんでこうみんなオッカナびっくり、へっぴり腰なのかね。しょせんテレビ・タレントの底の浅さ? ケチな食品偽装の中小企業のオヤジなんかだと、徹底してイビリ抜くくせに。
と書いてて、気がついた。あ、そうか。オレも鈍いね。放送してるのが読売系の日テレだもん、国家主義者を叩くワケないわな。初めっからタモガミ擁護の番組作りなんだ。
あー、イヤなもの見てしまった。9条放棄と軍人復活なんか、ますますとんでもないって気になる。
2年後にはテレビがデジタル・オンリーに切り替わる。対応受信機を買わないと、テレビを見られなくなる。別に見られなくても死なないが。
デジタル対応機を買っても、B-CASカードなるものを差し込んで受信者名を登録しないと見られないし録画もできない。このカードは、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズなる私企業が一手に認可権を握っている。これは明白な独禁法違反ではないかと、エコノミストの池田信夫さんがブログで主張している。ホントだ。
B-CASなる規格を策定したのは総務省の天下り先のARIB (社団法人電波産業会)で、その審査をやるビーエス・コンディショナル~はNHKのOBが役員を占めている。つまりB-CASカードは、総務省~NHKの天下りが利権をむさぼるための道具なのだ。そういう利権構造が2011年以後、テレビ放送にへばりつき続けるんだよ。1社独占で、永遠に。これって、すごく怖ろしいことではないか。
それに対して、B-CASカードは世界に誇れる高度の著作権保護技術、などと持ち上げるお人好しが視聴者側にもいるんだからアキれる。官僚とは、国民の無知蒙昧につけ込んで甘い汁を吸う人種だということを、いつになったら自覚するのかね。世界中からカネを吸い上げる装置に著作権制度を使っているアメリカでも、デジタル放送のコピー禁止なんてバカなマネはやってない。
そもそもB-CASカードってのは、BSデジタルを有料放送にして儲けようとしたらサッパリ普及しないので強引に地デジにも適用したものの、CM入りの地デジは無料放送だから大義名分が立たず、やむなく著作権保護の屁理屈をくっつけて実施してるんだそうだ。一度つかんだ利権は何がなんでも手放さない官僚の習性が、これほどムキ出しになった例も少ないんじゃないか。ヘドが出る。
正月気分も今日までにしないとね。で、留守録しておいたテレビ番組を急いで再生。
古舘伊知郎の地球温暖化レポートは、飛ばし見で早々に打ち切る。疑いなくマジメな意図の番組で、アル・ゴアのキャンペーン映画なんかよりずっとインパクトがあったが、見てると気分がツラくなっていけない。ヒマラヤのいまにも決壊しそうな氷河湖の下流の村で、けなげな少女たちがなすすべもなく暮らしてる図なんて、オレもなすすべもないから心臓にこたえるよ。
《鹿鳴館》はよかったなあ。明治の世相を大幅に取り込み、人物像をふくらませて説得力のあるドラマになった。原典主義者は純度を下げた、メロドラマにしちまったと非難するだろうけど、オレは改悪だとは思わないね。原作の戯曲は、いま舞台に掛かっても「病的に洗練された」((C)丸谷才一)セリフが心地よく飛び交うだけで、生きた感動がない。まあ、三島の信奉した古典劇とは、大体そういうものだけど。
原作では、ヒロインの朝子がゴロツキたちを向こうに回して階段上で大見得を切るシーンが山場なのだが、あんまり大時代で今日の感覚ではいささか滑稽だ。テレビ版はその辺を力まず、サラッと通り過ぎたのがよかった。黒木瞳って、なかなかの演技力だ。
しかし田村正和というベテラン、まともにセリフがしゃべれないんだね。発声も発音も息継ぎも、なってない。40年間、何勉強してたんだ。持ち役の貴族性より政治屋の陰湿さに重点を置いた解釈は、悪くなかったが。
パチンコ屋の店員(中年男性)が客に怒鳴りつけられて気絶したんだって。繊細。
ドキュメンタリー番組が好きで、比較的によく見る。ほとんどNHKである。というか、NHKでしか見られない。ドキュメンタリーを本格的に作ろうとすれば猛烈に手間とカネが掛かるが、そのワリに視聴率を稼げないから、民放はほとんど作らない。作るとすれば、売れないタレントがどこかへ出掛けていって土地の食べ物にビックリしてみせるような、アホな番組ばかりである。
だからNHKには感謝せなアカンのだが、大体においてセンスが悪い。カネは湯水のごとく掛けてるけど。たとえば日曜夜の「ダーウィンが来た!」。ヒゲジイと称する魅力のないアニメキャラが登場して、身の毛がよだつほど寒いダジャレを連発する。相方のアナウンサーが、恥ずかしさに身悶えしてるぐらいだ。
ドキュメンタリーは家族向け、だから子供用にこの程度のギャグでいい、とプロデューサーが考えてるとしたら、無神経もいいところだ。子供は大人より感覚が鋭い。だから寒いオヤジギャグには、きわめて強い嫌悪感を抱く。
NHKの視聴者が高年齢層に偏っているのは、局のこうした鈍感さにも一因があるんじゃないか。